INTERVIEW
プロフェッショナルに
なるために、
活躍を誓い、
経験を培う。
運送サービス部
搭載管理チーム
/2021年入社
T.N.
小さい頃から飛行機を見るとワクワクしていました。成田空港近くの公園に遊びに行っては、飛行機を眺めていた思い出があります。好きなことならきっと長く続けられると思い、航空業界を志しました。NCA Japanへの入社を考えたきっかけは、会社説明会で先輩社員の方から話を聞けたことです。学生との距離が近く、親しみやすさを感じました。会社のことを一方的に説明するのではなく、質問にも丁寧に答えてもらえて、学生の私にしっかりと向き合ってもらえたことを覚えています。
最初の配属は運送サービス部の輸出チームで、その後、いまの搭載管理チームへ配属となりました。搭載管理チームは、別名ロードプランナーと呼ばれ、「ロードコントロール業務」と「ロードプランニング業務」の2つの業務を行っています。
ロードコントロール業務の役割は、貨物の積み付けプラン作成と作業進捗を管理することです。貨物情報を収集、把握し、ULDと呼ばれるパレットへの積み付け指示、航空機への搬出までの作業を管理しています。ULDへの積み付けは、貨物の特性や重量を考慮しながらプランを作成する必要があります。書類上のデータだけではなく、実際に貨物を見て判断することもあり、上屋に出て仕事をする機会も多いです。積み方次第で搭載できる貨物量が変わるため、ロードプランナーの腕の見せ所になりますし、ここが面白部分でもあります。もうひとつのロードプランニング業務は、航空機への搭載プランの作成と搭載指示を出すことです。貨物を航空機に搭載する際には、重量と重心のバランスがとても大切。例えば、重心が機体の後方にあったほうが、燃料の使用が少なく済みます。その他にも、大型特殊貨物の搭載がある場合は、ノーズカーゴドアから搭載を行ったり、到着地での取り卸しまで考慮したプランを作成する必要があります。
私たちの業務には、規定やルールなど、覚えなければいけないことがたくさんありますが、お客様の大切な貨物を安全に輸送する為にはどれも重要なものです。担当した便が定刻に出発した際には、大変なことをすべて忘れるぐらいの達成感があります。
以前、使用機材の到着遅れにより、通常よりも短い時間で出発準備を行う必要がありました。定時出発を実現する為にスーパーバイザーが中心となり、急遽、搭載プランの変更を判断。変更後のプランの重量バランスに問題がないかを確認したり、システムのブッキング変更や書類の入れ替えに対応したりと、関係者が一丸となって出発に向けて動きました。一便を飛ばすためには、ほかの部署を含めて多くの人の協力が不可欠だと改めて感じた出来事でした。どんな状況でもチームワークを発揮するところに、プロとしての姿を見ることができました。
これからも経験を重ねて、イレギュラーに対応できる柔軟な対応力を磨いていきたいと思っています。将来的には、工程管理チームやNCAへ出向してチャーター便のオペレーション業務などで活躍したいと思い描いているところです。